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あけましておめでとうございます

カメラとフィルムに戯れる新たな一年が始まりました。
私の本年の目標は「センシトメトリー元年」です。
昨年できなかったので、今年こそ実現したいと思っております。



さて、新年早々何を言っているのかさっぱり意味がわからない訳ですが、それはそれとして元旦早々カメラの整備をしましたので、今回はそのレポートなんぞを。

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Yashica 44シリーズの最終機Yashica 44Aは1960年の発売。廉価入門機です。輸出用主体のラインナップだったようで、同様のブローニー入門機であるYashicaflex AIII(1959年発売)のデザインを踏襲しているように思えます。 廉価機種という事で多くの機能がバッサリ削られています。低速側が簡略されたシャッター、レンズ前面バヨネットなし、巻き上げがノブ式、セルフタイマーなし、オートマット機能なし。ビュー・テイク共に使われているYashikor 60mm F3.5は3群3枚のトリプレットタイプです。

今回はシャッターの整備をします。特に粘るという訳ではないのですが、疑心暗鬼で使うのはこりごりなのでスッキリさせようという話です。簡単な整備なのでさくっと終わりますから。

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レンズ前群を外し、ダイアルを外すとすぐに内部機構が露出します。動作を確認してみると、どうにもシャーシャーうるさい感じ。典型的なガバナーの油切れです。

上の写真はバルブにしたところ。コパル#000シャッターに絞りは10枚です。廉価機種なのに何故かここだけ贅沢が残っています。操作性は削っても写りには妥協しなかったという事でしょうか。

3.jpg

ユニットはネジ2本を外すだけで簡単に取り出せます。下に油流れ防止のプレートが敷いてありました。それにしても50年前のカメラとは思えないぐらい中が綺麗です。

4.jpg

油が固まっている様子はないので分解せずに丸ごと超音波洗浄してホゾ穴に注油して終了。シャーシャー言わなくなりました。これで気持ちよく写真が撮れますね。

(注・カメラの修理はカメラ店に依頼しましょう。餅は餅屋です。この記事に触発されて壊しても私は何も責任負いません。)
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